4画面の同時表示に対応

MINISFORUM（本社：香港）は2023年4月12日（現地時間）、Core i7-13700Hを搭載する超小型PC「NPB7」を発表した。直販サイトではすでに予約受付が開始され、製品出荷は5月下旬予定。

Core i7-13700Hには、6コア/12スレッドのPコアと、8コア/8スレッドのEコアを搭載し、Pコアは最高5.00GHzの高クロック動作に対応。さらに最大24MBの大容量L3キャッシュを搭載しており、ハイエンドデスクトップCPUに匹敵するパフォーマンスを発揮する。

またGPUは実行ユニット96基、動作クロック最高1.50GHzのIntel Iris Xe Graphicsを内蔵。ディスプレイ出力はHDMI×2、USB4×2を備え、最大4画面の4K同時出力に対応する。

CPUクーラーは銅製ヒートパイプ2本を備えた薄型クーラーで、NVMe M.2 SSDにもファン付きヒートシンクを標準装備（ベアボーンキットは非搭載）。ネットワークは2.5ギガビットLAN×2、Wi-Fi+Bluetoothを備える。

メモリスロットはDDR5 SO-DIMM×2、ストレージはM.2×1、2.5インチシャドウベイ×1、インターフェイスはフロントがUSB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Type-A×2、3.5mmコンボジャック×1、リアがUSB 3.2 Type-A×2、USB4 Type-C×2、HDMI×2。

本体サイズは127×127.5×54.7mm、電源はDC19VのACアダプタで、VESAマウンタが付属する。なおベアボーンキットの他、16GBメモリ+512GB SSD、32GBメモリ+512GB SSD、32GBメモリ+1TB SSD、64GBメモリ+1TB SSDの完成モデルが用意されている。

文： 編集部 池西 樹
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