2023.04.26 09:51 更新
2023.04.25 配信
AMD(本社:アメリカ)は2023年4月25日(現地時間)、Zen 4アーキテクチャを採用するポータブルゲーミングPC向けCPU「Ryzen Z1」シリーズを発表した。
グラフィック機能はRDNA 3ベースのGPUを内蔵し、高いパフォーマンスと長時間のバッテリ駆動時間を両立。またアップスケール技術「AMD Radeon Super Resolution 2」や、フレームレートを動的に調整してGPUの温度を低く保つ「Radeon Chill」、インテリジェントな画質向上技術「Radeon Image Sharpening 3」などの機能に対応する。
製品ラインナップは8コア/16スレッドのCPUコアと12コアのGPUコアを搭載する「Ryzen Z1 Extreme」(L2キャッシュ8MB/L3キャッシュ16MB/cTDP 15~30W)、6コア/12スレッドのCPUコアと4コアのGPUコアを搭載する「Ryzen Z1」(L2キャッシュ6MB/L3キャッシュ16MB/cTDP 15~30W)の計2モデル。
いずれもメモリはLPDDR5/LPDDR5Xに対応し、ディスプレイ出力も可能なUSB4ポートを搭載。OSはWindowsをサポートし、Xbox Game PassやSteam、Epic Games Launcher、EAアプリ、Uplayなどのゲームサービスや、AMD Link、Amazon Luna、GeForce Nowなどのクラウドサービスを使用できる。
なお「Ryzen Z1」シリーズを搭載するポータブルゲーミングPC第1弾としてASUSから「ROG ALLY」が登場する見込み。
文: 編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/