2023.05.09 10:21 更新
2023.05.08 配信
Kingston Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2023年5月8日(現地時間)、総書込約14,000TBWのデータセンター向けSSD「DC600M」を発表した。容量ラインナップは480GB、960GB、1,920GB、3,840GB、7,680GBの5モデル展開。
混合ワークロードアプリケーションを運用するデータセンター向けに設計し、NANDフラッシュには3D TLCを採用。専用コンデンサを使用したハードウェアベースの電源損失保護機能や、製品寿命、ウェアレベリング、温度などをチェックできるエンタープライズクラスのS.M.A.R.T機能、AES 256bit暗号化機能などを備える。
インターフェイスはSATA 3.0、フォームファクタは7mm厚の2.5インチ、転送速度はシーケンシャル読込最高560MB/s、書込最高530MB/s、ランダム読込最高94,000 IOPS、書込最高78,000 IOPS。レイテンシは480GBモデルが読込180μs、書込110μs、960GB~3,840GBが読込200μs、書込300μs、7,680GBモデルが読込240μs、書込170μs。
耐久性は1DWPD(5年間)/1.66DWPD(3年間)、最大書込量は480GBが876TBW、960GBが1,752TBW、1,920GBが3,504TBW、3,840GBが7,008TBW、7,680GBが14,016TBW、MTBFは200万時間、製品保証は5年間。本体サイズは幅69.9mm、奥行き100mm、厚さ7mm、重量92.34g。
文: 編集部 池西 樹
Kingston Technology: https://www.kingston.com/