2023.05.12 14:41 更新
2023.05.12 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2023年5月12日、裸眼で立体映像を見ることができる27型空間再現ディスプレイ「ELF-SR2」を発表した。発売日は6月12日で、市場想定売価は税込550,000円前後。
2020年10月に発売された15.6型の初代モデル「ELF-SR1」から画面サイズが大型化され、細部の確認が容易になったほか、原寸大で表示できる分野が広がり、インダストリアルデザインや医療教育分野での実用性が向上している。
さらに新規開発した第2世代高速ビジョンセンサーを搭載したことで、追従性能も改善され、薄暗い環境でも画面を見る人の視線を正確にとらえることが可能。さらに大画面化に合わせたレンズ設計により、見る角度に関係なく自然な立体映像体験ができるようになったという。
主なスペックは解像度が4K、輝度400nit、コントラスト比1,000:1、色深度10bit、色域Adobe RGB 約100%、最大表示色約10億7,000万色、応答速度14ms、色温度6,500K、視野角は上20°、下40°、左25°、右25°。インターフェイスはHDMI 2.0×1、USB Type-C×1、USB Type-A×1、DisplayPort出力×1、オーディオ出力×1、スピーカーは1Wモノラルスピーカーを内蔵する。
本体サイズは幅622mm、奥行き51mm、高さ419mm、重量6.5kg。VESAマウンタは100×100mmピッチ。
文: 編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/