2023.06.27 15:19 更新
2023.06.27 配信
サンワサプライ株式会社(本社:岡山県岡山市北区)は2023年6月27日、ディスプレイのEDID情報を学習してスムーズな映像出力を可能にするHDMI用のEDID保持器「VGA-EDID」を発表した。市場想定売価は税込10,340円。
分配器やエクステンダーを介して映像出力する際、ディスプレイを認識しなかったり認識に時間がかかるなどのトラブルを解消できるEDID保持器。ソース機器と分配器・エクステンダーの間に接続して使用する。
本来はグラフィックスカードやディスプレイ仕様による組み合わせ(相性など)の問題のため解決が難しいトラブルだが、延長出力先のディスプレイ情報(EDID)を保持器が記憶することで、ソース機器がEDID情報を正しく認識できるようになる。使用方法もシンプルで、記憶スイッチボタンを押すだけでEDID情報を効率的に学習・保存できる。
両端にHDMIオス端子とメス端子を搭載し、4K/60Hz出力および著作権保護規格のHDCP2.2、HDR表示に対応。外形寸法は幅44mm、奥行き24mm、厚み1.8mm、重量約8g。
文: 編集部 絵踏 一
サンワサプライ株式会社: https://www.sanwa.co.jp/