フォームファクタはM.2 2280と2.5インチU.2がラインナップ

ATP Electronics,Inc.（本社：台湾）は2023年6月26日、産業向けPCI Express 4.0(x4)接続SSD「N601」シリーズを発表した。フォームファクタはM.2 2280と、2.5インチU.2（15mm厚）で、最大容量は前者が3,840GB、後者が7,680GB。

いずれもNANDフラッシュには176層3D TLCを採用し、エンドツーエンドデータパス保護機能や、TRIM機能、LDPCエラー訂正機能に加え、MCUベースの電断対策（PLP）機能を搭載。予期しない停電が発生した場合でも確実にデータを保護することができる。

M.2 2280モデルの転送速度はシーケンシャル読込最高6,450MB/s、書込最高6,050MB/s、ランダム読込最高1,094,000 IOPS、書込最高1,191,000 IOPS、書込耐性は最高10,760TBW、MTBFは200万時間。なお動作温度は-40～85℃モデルと0～70℃モデルが用意され、後者の電断対策機能はファームウェアベースになる。

2.5インチU.2モデルの転送速度はシーケンシャル読込最高6,000MB/s、書込最高5,500MB/s、ランダム読込最高819,000 IOPS、書込最高1,177,000 IOPS、書込耐性は最高12,300TBW、MTBFは200万時間。こちらも動作温度は-40～85℃モデルと0～70℃モデルが用意される。

文： 編集部 池西 樹
ATP Electronics,Inc.： https://www.atpinc.com/jp/