CPUの温度は10～15℃低下

Noctua（本社：オーストリア）は2023年6月27日（現地時間）、殻割りをしたRyzen 7000シリーズで、Noctua製CPUクーラーが使えるようになるスペーサーキット「NM-DD1」を発表した。NoctuaのWebサイトのみで販売が開始され、価格は4.90ユーロ。

著名オーバークロッカーRoman “der8auer” Hartung氏と共同開発した製品で、ヒートシンクを固定するブラケットの下に装着することで、ヒートスプレッダ分の厚さ（3.7mm）を確保し、むき出しのダイにベースプレートが密着できるようになるというもの。

Noctuaによれば、液体金属製サーマルグリスを組み合わせたテストでは、CPUの温度は10～15℃低下。さらに先日検証を行った「Offset AM5 Mounting Bar」を組み合わせることで、さらに最大2℃温度を下げることができる。

なお殻割りツールや、殻割りをしたCPUを保護するダイフレーム、液体金属製サーマルグリスなどは別売り。

文： 編集部 池西 樹
Noctua： https://noctua.at/