ヒートシンク型筐体を採用、5G/4GのデュアルSIMもサポート

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2023年7月3日（現地時間）、NVIDIA Jetson Orinプラットフォームを採用したIoT向けの超小型PC「PE1100N」を発表した。

AI推論などのエッジAIアプリケーション向けを想定したミニPCで、ヒートシンク形状のアルミニウムフィンを備えた筐体を採用。-20～50℃の広範な動作温度域に渡り、安定かつ信頼性の高いファンレス動作を可能にしている。

最大でLPDDR5 16GBメモリを実装するJetson Orin NX 16GBモジュールを搭載。ストレージ用のM.2 2280スロットやWi-Fi+Bluetoothモジュール用のM.2 2230スロット、5G/4Gモジュール用のM.2 3052/3042スロット、nanoSIMスロット×2を内蔵する。

インターフェイスはギガビット有線LAN、USB 3.2 Gen1 Type-A、シリアルポートなど。画面出力は4K/60Hz対応のHDMI 2.0bと4K/30Hz対応のHDMI 1.4aを備える。外形寸法は幅152mm、奥行き114mm、高さ72mm、重量1.4kg。

文： 編集部 絵踏 一
ASUS IoT： https://iot.asus.com/