2023.07.06 16:36 更新
2023.07.06 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2023年7月6日、フロントスピーカーと分離可能な2台のワイヤレスリアスピーカーを備えた「ポータブルシアターシステム」(型番:HT-AX7)を発表した。7月21日より販売が開始され、市場想定売価は税込77,000円前後。
幅約300mmの小型フロントスピーカーの上部に2台のワイヤレスリアスピーカーを搭載した、独自の3-in-1形状を採用。またそれぞれに最大約30時間駆動に対応するバッテリが内蔵され、家中どこでも好きなところに持ち運び、高音質なサウンドを楽しめる。
サウンドモードは、3つのスピーカーからの音の波面を合成し、複数のファントムスピーカー(仮想音源)を生成することで、視聴者を取り囲むように立体的な音場を作り出す独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を有効にした「サウンドフィールドのエフェクトをオン」と、広い指向性を持つリアスピーカーの特性を生かし心地よい音で部屋を満たすことができるという「サウンドフィールドのエフェクトをオフ」の2種類が選択できる。
「サウンドフィールドのエフェクトをオン」の音場イメージ |
接続インターフェイスはBluetooth 5.2、最大通信距離約30m、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPP、コーデックはSBC、AACで、2台の機器と同時に接続してシームレスに切り替えられる「マルチポイント接続」もサポートする。
「サウンドフィールドのエフェクトをオフ」の音場イメージ |
フロントスピーカーのサイズは幅306mm、奥行き123mm、高さ97mm、重量1.4kg。リアスピーカーのサイズは左右それぞれ幅122mm、高さ39mm、奥行き122mm、重量295g。
文: 編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/