2023.07.07 18:52 更新
2023.07.07 配信
東プレ株式会社(本社:東京都中央区)は2023年7月7日、PC用キーボードの機能を拡張する新ファームウェアおよび、新ソフトウェアを発表。7月12日(水)より公開される。
今回アナウンスされたのは、2023年3月6日にリリースされたゲーミングキーボード「REALFORCE GX1 Keyboard」が対象。アップデートにより、より素早く入力できる機能を追加し、さらにゲームに最適化されている。
具体的には、APC設定(Actuation Point Changer: キースイッチのON位置調節)の進化で、従来4段階までに対応するON位置を、0.1~3.0mm内で0.1mm刻みの30段階で設定できるようになる。さらにDynamic mode機能が進化し、従来はOFF、ON作動点は既定の0.8/1.5/2.2/3.0mmの4か所のみが、作動点を0.1mm単位の移動量で設定できる。
さらにKill Switch機能の追加は、ゲームキャラクターの左右移動に使用されるAキーとDキーの同時入力が無効化。後から押された片方の入力のみが有効となる。その他、イルミネーションに新点灯パターン(APC)追加、キーマップ入替でショートカットキー(修飾キー+その他のキーの組合せ)割当てに対応、アクチュエーションポイントのカスタムを行うAPC個別設定の変更手順も大幅に簡略化された。
なお東プレによると、現在の流通在庫は当面旧ファームウェアバージョンと予想されるため、公式サイトより最新ファームウェア(バージョン: Ver.A0.12)および、最新ソフトウェア(REALFORCE CONNECT/バージョン: Ver.3.2.0)へのアップデートが推奨されている。
「REALFORCE R3 Keyboard」「REALFORCE R3S Keyboard」対応の新ソフトウェアおよびファームウェアも7月12日(水)より公開される。ファームウェアバージョンはそれぞれR3用は「Ver.A0.15」、R3S用は「Ver.A0.11」。ソフトウェア(REALFORCE CONNECT)は「Ver.3.2.0」。
更新されたのは、キーマップ入替でショートカットキー(修飾キー+その他のキーの割当)に対応する他、アクチュエーションポイントのカスタムを行うAPC個別設定の変更手順が大幅に簡略化されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
東プレ株式会社(REALFORCE): https://www.realforce.co.jp/