2023.07.25 12:25 更新
2023.07.25 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2023年7月25日、Bluetooth対応の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」を発表した。カラーはブラックとプラチナシルバーの2色で、9月1日発売開始。市場想定売価は税込42,000円前後。
「統合プロセッサーV2」と「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」の2つのプロセッサを組み合わせたデュアルプロセッサ構成を採用し、世界最高のノイズキャンセリング性能を謳う完全ワイヤレスイヤホン。
ドライバーは独自に開発した直径8.4mmの「ダイナミックドライバーX」で、ドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせた振動板を搭載し、豊かに響く低音域から伸びのある高音域まで広帯域の再生が可能。また従来のBluetoothの最大約3倍の情報量を伝送できる高音質コーデックLDACをサポートし、ハイレゾコンテンツを忠実に再現できる。
その他、本体を耳との接触面で支えることで快適かつ安定した装着性を実現する「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」や、頭の向きによって音の聞こえる方向が変わる「ヘッドトラッキング」、頭を振ることで電話の受話・拒否等の操作ができる「ヘッドジェスチャー」、直観的に好みの音質に設定できる「ファインド・ユア・イコライザー」などの機能を備える。
Bluetooth規格は5.3、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP、コーデックはSBC、AAC、LDAC、LC3に対応。最大通信距離は10m、本体重量は約5.9g(イヤーピース含む)×2。音楽再生時のバッテリ駆動時間は最大8時間(NCオン)/最大12時間(NCオフ)。
文: 編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/