CPUにはクアッドコアのRockchip RK3568を採用

ASUS IoT（本社：台湾）は2023年8月7日（現地時間）、NUCサイズのシングルボードコンピュータ（SBC）「Tinker Board 3N」を発表した。

プロセッサは64bit対応のクアッドコアCPU Rockchip RK3568で、GPUにはArm Mali-G52を搭載。従来モデルより、CPU性能は約7％、GPU性能は約17％、UX性能は最大31％向上している。また-40～85℃の幅広い温度で動作するため、IoTゲートウェイや、デジタルサイネージ、セルフサービスキオスクなど幅広い用途に対応する。

主なスペックはメモリがLPDDR4/LPDDR4X、容量は2GB/4GB/8GB、ストレージは32GB/64GB eMMCとmicroSDカードスロットで、16MB SPIフラッシュメモリも搭載。拡張スロットはM.2 3042/3052 B-Key×1、ネットワークはデュアルLANと、ワイヤレスモジュール用のM.2 2230 E-Key（IEEE802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 5.0カード標準装備）を備える。

ディスプレイ出力はHDMI×1、LVDS+eDPコネクタ×1、外形寸法は100×100mm、対応OSはAndroid 12、Debian 11。

文： 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： https://www.asus.com/