音響監督の三間雅文氏が監修

株式会社JVCケンウッド（本社：神奈川県横浜市）は2023年8月29日、Victorブランドより“声”に特化したオーディオシステム「推し声オーディオ」（型番：EX-DUB1）を発表した。先行予約は即日開始され、発売は11月下旬予定。市場想定売価は税込87,000円前後。

振動板に木を採用する独自ウッドコーンスピーカーを搭載した一体型オーディオシステム「EX-D6」をベースにした製品で、声優ファンへのアンケートで高い支持を得た音響監督の三間雅文氏が監修し、映画の録音やアニメアフレコなどを手がける「アオイスタジオ」がチューニングを施した、「MUSIC」「ANIME」「LIVE」「TALK」の4ジャンル、計10種類の声に特化したサウンドモードを搭載する。

さらに各モードには、大音量での再生が難しい場合でも声が良く聴こえる「Hi」モードを備え、環境に関係なく、アニメやライブ、ラジオ番組、朗読劇など、さまざまなコンテンツで活躍する声優の“声”を最適な状態で聞くことができる。

本体にはCDプレーヤーやラジオ機能に加え、USBメモリからのオーディオ再生や、Bluetooth機能、テレビ、レコーダー、PCからのAUX入力/DIGITAL IN入力などを備え、幅広いソースを再生可能。スピーカーは85mmウッドコーン×2、最大出力20+20W、Bluetooth規格は5.1で、最大接続距離は約10m、プロファイルはA2DP、コーデックはSBCに対応する。

本体サイズは幅450mm、奥行き290mm、高さ136mm、重量7kg。

文： 編集部 池西 樹
Victorブランド： https://www.victor.jp/