特殊エポキシ樹脂を充填した堅牢な亜鉛製筐体を採用

Kingston Technology（本社：アメリカ カリフォルニア州）は2023年9月11日（現地時間）、ハードウェア暗号化機能を備えたUSBメモリ「IronKey D500S」を発表した。容量は8GB～512GBまでラインナップする。

ハードウェアベースのXTS-AES 256bit暗号化機能に加え、特殊エポキシ樹脂を充填した堅牢な亜鉛製筐体を採用し、高い防水・防塵・耐衝撃性を備えている。また起動時にセルフテストを行い、過熱や過電圧状態を検出するとドライブをシャットダウンする保護機能や、パスワードの推測を防ぐブルートフォースパスワード攻撃保護機能を搭載し、重要なデータを安全に持ち運ぶことができる。

さらに業界初の二重隠しパーティション機能により、管理者はアドミニストレータ用とユーザー用の2つのカスタムサイズの隠しパーティションを作成可能。信頼されていないシステムで使用する場合には隠しパーティションにアクセスできないようにしておくことで、さらにセキュリティを高めた。

インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-A、転送速度は読込最高310MB/s、書込最高250MB/s、本体サイズは幅21.9mm、奥行き77.9mm、高さ12mm。対応OSはWindows 11/10、macOS 10.15.x～13.x、Linux Kernel 4.4+。なおドライブへのアクセスや使用状況を一元管理できるマネージドモデル「IronKey D500SM」も用意されている。

文： 編集部 池西 樹
Kingston Technology： https://www.kingston.com/