簡単にセットアップできるドライバー内蔵モデル

株式会社バッファロー(本社：愛知県名古屋市)は2023年9月21日、PCをWi-Fi 6対応にするUSB接続Wi-Fiアダプタ「WI-U3-1200AX2I」を発表。10月中旬より販売を開始する。

Wi-Fi 5(11ax) 2ストリーム対応製品に比べ、5GHzで約1.4倍の高速化を実現。5GHzで最大1,201Mbps(理論値)、2.4GHzで最大573Mbps(理論値)とされ、内蔵ドライバーで設定できるため、光学ドライブの無いPCでも簡単にセットアップができる。

また通信速度や安定性を向上させる「ビームフォーミング」に対応。複数端末の通信を同時に処理できる「MU-MIMO」や、複数で同時に通信ができるWi-Fi 6高速化技術「OFDMA」にも対応する。

PCにはUSB 3.2 Gen 1端子への接続を推奨。USB 2.0端子に接続した場合は通信速度が低下する可能性がある。なお接続にはユーティリティーソフト「クライアントマネージャV」がダウンロード利用可能。「AOSS」や「WPS」による簡単接続に対応する。

外形寸法は幅80mm、奥行き30mm、高さ22mm、重量約44.6g。セキュリティはWPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA Personal、WEP(128 bit/64bit)。製品には卓上用USB延長ケーブル(1m)が付属する。

• 最大転送速度が5GHzで約1.4倍に向上
• USB 3.2 Gen1で高速な転送速度を実現
• 複数のアンテナの電波を同時に届かせる「ビームフォーミング」対応
• たくさんつないでも速度が落ちにくい「MU-MIMO」対応

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
株式会社バッファロー： https://www.buffalo.jp/