2023.10.11 12:24 更新
2023.10.10 配信
Micron Technology(本社:アメリカ アイダホ州)は2023年10月10日(現地時間)、最先端の1βプロセスノードを採用する7,200MT/s動作の16Gb DDR5メモリの提供を開始した。
今回発表されたDDR5メモリでは、最先端のHigh-k CMOS技術や4フェーズクロック機能、クロック同期機能などを備え、従来の4,800MT/sモデルに比べてパフォーマンスは最大50%、ワットパフォーマンスは33%向上。特にAIの推論処理やデータ分析、生成系AI、インメモリデータベースなどメモリパフォーマンスが要求されるアプリケーションの性能を改善できる。
なおMicronでは16Gb DDR5の他、1βプロセスノードを採用した製品として、16Gb/24Gb/32GbのDRAMダイを使用したDDR5 RDIMM/MCRDIMMや、16Gb/24Gb DRAMダイを使用したLPDDR5X、グラフィックスカード向けHBM3E/GDDR7などもラインナップしている。
文: 編集部 池西 樹
Micron Technology: https://www.micron.com/