書込耐久性は1DWPD/5年間に対応

Swissbit（本社：スイス）の日本法人スイスビットジャパン株式会社（本社：東京都新宿区）は2023年10月11日、PCI Express 4.0接続に対応するエンタープライズ向けNVMe SSD「N5200」を発表した。フォームファクタはU.2とE1.Sがラインナップし、容量は1.92TB、3.84TB、7.68TB。

電力効率を重視（1WあたりのIOPS）した製品で、一般的なPCI Express 4.0 SSDに比べて消費電力を30％削減しつつ、最大2倍の性能を発揮。さらにハードウェアベースのセキュリティ機能や、パフォーマンスに関するデータを収集して監視・分析する高度なテレメトリ機能、OCP Cloud Specification 1.0準拠、パワーロスプロテクション（PLP）機能など、エンタープライズ環境での運用に不可欠な機能を備える。

NANDフラッシュは3D eTLC、転送速度はシーケンシャル読込最高7,000MB/s、書込最高4,200MB/s、ランダム読込最高1,350,000 IOPS、書込最高450,000 IOPS、平均消費電力は14.5W、キャッシュメモリはDDR4 DRAMを搭載する。

U.2モデルの本体サイズは幅69.85mm、長さ100.2mm、高さ15mm、E1.Sモデルの本体サイズは幅33.7mm、長さ111.25mm、高さ5.5/9.5/15mm。MTBFは250万時間、書込耐久性は1DWPD/5年間。

文： 編集部 池西 樹
スイスビットジャパン株式会社： https://www.swissbit.com/ja/