スタンド形状に変形して“小さいAndroid”としても完全に動作

Motorola Mobility（本社：アメリカ）は2023年10月24日（現地時間）、年次カンファレンス「Lenovo Tech World 23」にて腕に巻くスマートフォンのコンセプトモデルを発表した。

ユーザーのニーズに応じて様々な形状に変形するアダプティブディスプレイのコンセプトで、6.9インチのFHD+ pOLED displayを搭載。コンセプトモデルはフレキシブルなディスプレイにより、手首に巻き付けたりスタンドスタイルで自立させたりと、シーンに合わせた自由な使い分けが可能になる。

コンセプトモデルは、平らな状態では通常のAndroidスマートフォン、折り曲げた4.6インチサイズのディスプレイでもよりコンパクトな“フルAndroid”として動作が可能だった。ちなみに自在に折り曲げ可能なディスプレイのコンセプトは、スマートフォンだけでなくPCのカテゴリにおいても活用が検討されている。

そのほか「Lenovo Tech World 23」では、生成AIに自分のスタイルを反映させた壁紙を自動生成させるコンセプト、開発中のパーソナルアシスタント「Moto AI」など、AIによるテキスト要約などAI関連のソリューションも合わせて発表されている。

文： 編集部 絵踏 一
Motorola Mobility： https://www.motorola.co.jp/