2023.10.26 22:00 更新
2023.10.26 配信
ASRock Incorporation(本社:台湾)は2023年10月26日、Ryzen Threadripper 7000、およびRyzen Threadripper PRO 7000 WXに対応するワークステーションマザーボード「TRX50 WS」「WRX90 WS EVO」を発表した。なお国内発売時期や価格については後日アナウンスされる予定。
「TRX50 WS」は、AMD TRX50チップセットを採用するワークステーション向けマザーボード。電源回路はSPSによる18+3+3フェーズで、大型のヒートシンクや高耐久な冷却ファン、ヒートパイプを組み合わせた冷却システムを搭載。またサーバーグレードの超低損失PCBを採用する。
メモリはクアッドチャネルのDDR5 ECC RDIMM(最大1TB)、PCI Expressレーンは最大88レーンに対応し、PCI Express 5.0(x4)接続の「Blazing M.2」や、SlimSAS(SFF-8654)、MCIOコネクタを実装。またネットワークはMarvell 10ギガビットLANとRealtek 2.5ギガビットLANを備える。
「WRX90 WS EVO」は、AMD WRX90チップセットを採用するワークステーション向けマザーボード。こちらも電源回路はSPSによる18+3+3+フェーズで、「TRX50 WS」と同様、大型のヒートシンクや高耐久な冷却ファン、ヒートパイプを組み合わせた冷却システムとサーバーグレードの超低損失PCBを採用する。
メモリは8チャネルのDDR5 ECC RDIMM(最大2TB)、PCI Expressレーンは最大128レーンで、ネットワークはIntel X710によるデュアル10ギガビットLANを備え、AST2600 BMCサーバー管理プロセッサによるリモート管理にも対応する。
文: 編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: https://www.asrock.com