2023.10.31 17:03 更新
2023.10.31 配信
Western Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2023年10月30日(現地時間)、HDD事業とフラッシュメモリ事業を分割することを取締役会にて承認したと発表した。
HDD事業とフラッシュメモリ事業はそれぞれ独立した2つの上場企業として分割、HDD事業の会社がWestern Digitalの社名を引き続き使用する。フラッシュメモリ事業がスピンオフ(分離・独立)されることになり、同事業の株式は現在のWestern Digitalの株主に分配される。メモリ事業会社の社名などは現時点で不明。
同社はキオクシアと経営統合に向けて交渉していたが、このほど協議の打ち切りが発表されたばかり。同社CEOのDavid Goeckeler氏によれば「各事業はそれぞれの分野で成功する確固たる立場があり、分離・独立の計画が今後の長期的な成功を推し進めることができる」としている。
なお、事業の分割は2024年後半に実施される見込み。
文: 編集部 絵踏 一
Western Digital: https://www.westerndigital.com/