2023.11.15 15:37 更新
2023.11.15 配信
株式会社アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市)は2023年11月15日、デイジーチェーン接続や節電状況の一括管理が可能なビジネス向け液晶ディスプレイ「BizCrysta」シリーズを発表した。12月中旬の出荷を予定している。
「BizCrysta」シリーズは、クラウドサービス(今冬提供予定)からディスプレイの節電状況を可視化、輝度の一括設定や自動節電などの設定を管理できるビジネス向け特化の液晶ディスプレイ。USB Type-Cケーブル1本で最大3画面化(ノートPC+ディスプレイ×2)できるデイジーチェーン接続にも対応している。
ラインナップは解像度2,560×1,440ドットの27型モデルが「LCD-BCQ271DB-F」(ブラック)と「LCD-BCQ271DW-F」(ホワイト)、解像度1,920×1,080ドットの23.8型モデル「LCD-BC241DB-F」(ブラック)と「LCD-BC241DW-F」(ホワイト)の4機種。さらにそれぞれ型番末尾に「AG」がついた抗菌モデルを受注生産で販売する。
主な仕様は、最大輝度300cd/m2、最大表示色1,677万色、コントラスト比1,000:1、応答速度5ms、視野角は水平垂直178°など。消費電力を自動で節約できる人感センサーと照度センサーを備えるほか、バックライトのチラつきが発生しないフリッカーレス設計、黄色味を抑えつつブルーライトを低減する「ブルーリダクション2」などのアイケア機能を搭載する。
入力インターフェイスはDisplayPort×1、HDMI×1、USB Type-C×1の3系統。そのほか、デイジーチェーン出力用のUSB Type-C、ギガビットLAN端子、2W+2Wスピーカー、マイク入力などを備える。
外形寸法と重量(スタンド込み)は、27型モデルが幅613mm、奥行き229~395mm、高さ525mm、約7.6kg。23.8型モデルが幅540mm、奥行き229~374mm、高さ503mm、約6.7kg。
法人・文教向けモデル | 個人向けワイドモデル |
また、広視野角なADSパネルを採用した法人・文教向けモデル「LCD-A271DB」「LCD-A271DW」など6製品が12月中旬以降に順次発売。個人向けワイドモデル「LCD-A271DBX」など3製品も2024年1月中旬以降に順次発売される。
文: 編集部 絵踏 一
株式会社アイ・オー・データ機器: https://www.iodata.jp/