SlimSASやMCIOなどのサーバー向けストレージインターフェイス搭載

ASRock Incorporation（本社：台湾）は2023年11月21日、Ryzen Threadripper 7000/Ryzen Threadripper PRO 7000 WXに対応するワークステーションマザーボード「TRX50 WS」について、国内市場向け新規取り扱い開始を発表した。発売は12月中旬予定で、価格は未定。

電源回路は110A SPSや20K Black Capacitorsによる18+3+3フェーズで、ヒートシンクには計4基の冷却ファンを搭載。また2オンス銅層を備えた12層PCBや、SlimSAS、MCIOなどサーバーグレードの高品質なパーツを採用する。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-7600+×4（RDIMM/RDIMM-3DS、最大1TB）、M.2スロットはBlazing M.2×1、Hyper M.2×1、SATAポートはSATA 3.0×4、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×2、PCI Express 5.0(x4/x16形状)×1、PCI Express4.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 4.0(x8/x16形状)×1。

ネットワークはMarvell AQC113による10ギガビットLAN、Dragon RTL8125BGによる2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6E+Bluetooth 5.2、オーディオチップはRealtek ALC1220で、フォームファクタはE-ATX（305×277mm）。

文： 編集部 池西 樹
ASRock Incorporation： https://asrock.com/