3本の5GHzアンテナを内蔵

エレコム株式会社（本社：大阪市中央区）は2023年12月5日、Wi-Fi 6対応ルーター「WRC-X3000GS3-B」を発表した。発売は12月上旬予定で、市場想定売価は税込12,980円前後。

5GHz帯（最高2,402Mbps）と2.4GHz帯（最高574Mbps）のデュアルバンドに対応する無線LANルーターの新製品。従来モデル（WRC-X3000GS2-B）と比較して約21％コンパクト化されている一方で、5GHz帯が送信×3/受信×3、2.4GHz帯が送信×2/受信×2のアンテナを内蔵し、遠くの部屋でもより高速かつ安定した通信が可能になる。

また複数台接続に強いOFDMA、送信情報量を向上する1024QAM、複数台の同時通信が可能なMU-MIMO（最大2台）、スマートフォンのバッテリ駆動時間を改善するTWT、回線が混雑しにくいIPv6 IPoE等に対応する。

CPUにはデュアルプロセッサを採用し、有線ポートはギガビットWAN×1、ギガビットLAN×4を搭載。セキュリティ機能はWPA3 Personal(AES)/WPA2 Personal(AES)/WPA Personal(TKIP)、推奨接続台数は最大36台で、ルーターモードの他、アクセスポイントモードを備える。

本体サイズは幅36mm、奥行き132mm、高さ164mm、重量300g。製品保証は1年間。

文： 編集部 池西 樹
エレコム株式会社： https://www.elecom.co.jp/