ヒートシンク無しモデルもラインナップ

Nextorage株式会社（本社：神奈川県川崎市）は2023年12月22日、PCI Express 5.0(x4)接続のNVMe M.2 SSD「X」シリーズを発表した。容量は1TBと2TBの2モデルで、即日販売が開始されている。

ヒートシンクには、コントローラとNANDフラッシュを個別に冷却する「デュアルヒートシンク」を採用。さらに「2階建て構造＋ヒートパイプ」の独自設計や熱伝導効率に優れるサーマルグリス（コントローラ用）、チップごとに厚さを最適化したサーマルパッドにより、周辺パーツとの干渉を抑えつつ高い冷却性能を発揮する。

2TBモデルのスペックはキャッシュがDDR4 4GB、シーケンシャル読込最高12,400MB/s、書込最高11,800MB/s、ランダム読込最高140万IOPS、書込最高140万IOPS、書込耐久性1,400TBW。1TBモデルはそれぞれDDR4 2GB、11,700MB/s、9,500MB/s、130万IOPS、140万IOPS、700TBW。

いずれもMTBFは160万時間、製品保証は5年間で、ヒートシンク付きマザーボードに好適なヒートシンク無しモデルもラインナップ。また製品にはAcronis True Image OEMダウンロード用のシリアルコードが付属する。

文： 編集部 池西 樹
Nextorage株式会社： https://www.nextorage.net/