Radeon RX 7600から動作クロックも向上

AMD（本社：アメリカ）は2024年1月8日（現地時間）、CES 2024に合わせて行われた基調講演にて、最新グラフィックスカード「Radeon RX 7600 XT」を発表した。なおグローバル市場向けには1月24日より発売が開始され、市場想定売価は329ドルから。

2023年5月にリリースされたミドルレンジグラフィックスカード「Radeon RX 7600」のアップグレードモデルで、このクラスの製品では珍しく16GBの大容量ビデオメモリを搭載しているのが特徴。より大規模なAIモデルを処理できるようになった。

また動作クロックはゲームクロックが2.25GHz→2.47GHz、ブーストクロックが2.66GHz→2.76GHzへと引き上げられ、フルHD解像度なら高フレームレートでゲームがプレイできる他、WQHD解像度でも多くのゲームで60fpsを超えるフレームレートを発揮できるという。

その他基本スペックに変更はなく、コンピュートユニット数は32基、AIアクセラレータ数は64基、ストリームプロエッサ数は2,048基、メモリスピード18Gbps、メモリバス幅128bit、Infinity Cacheは32MBで、TBPは最大190W。

文： 編集部 池西 樹
AMD： http://www.amd.com/