80A Dr.MOSの合計17フェーズ電源や大型M.2ヒートシンクを搭載

ASRock Incorporation（本社：台湾）は2024年1月9日（現地時間）、AMD B650チップ搭載のATXマザーボード「B650 Steel Legend WiFi」を発表した。

Ryzen 7000シリーズに対応するSocket AM5マザーボードで、「Steel Legend」シリーズの新モデル。ホワイトカラーに統一されたシステムのベースに最適なカラーリングが採用されている。

電源回路は80A Dr.MOSによる14+2+1フェーズ構成で、20Kブラックコンデンサや高耐久チョーク、8層PCBなどを採用。VRMモジュールの冷却には大型の「XXLアルミ合金ヒートシンク」を備えている。

メモリスロットは最大7,200MHz動作のDDR5×4（最大192GB）で、メモリプロファイルはAMD EXPOとIntel XMPに両対応。ストレージはPCI Express 5.0に対応するBlazing M.2×1とPCI Express 4.0対応のHyper M.2×2を搭載する。Blazing M.2用には背の高い高冷却仕様の「Multi-Layer M.2 Heatsink」、Hyper M.2用にはLEDバーを内蔵したヒートシンクをそれぞれ備えている。

拡張スロットは表面実装されたPCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x1)×1、PCI Express 3.0(x4/x16形状)×1を搭載。ネットワークは有線のDragon 2.5G LANとWiFi 6Eに対応する。

そのほか、リアインターフェイスにはUSB 3.2 Gen 2×2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×1、USB 3.2 Gen 1 Type-A×4、USB 2.0×4など豊富なUSBポートを備える。また、左右チャネルの分離設計を採用するRealtek ALC4082ベースの7.1ch対応オーディオ回路を搭載している。

文： 編集部 池西 樹
ASRock Incorporation： https://www.asrock.com