内蔵GPUによる4画面同時出力が可能

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2024年1月9日（現地時間）、Intel Core Ultraを搭載する超小型ベアボーンキット「NUC 14 Pro」シリーズを発表した。

「NUC 14 Pro」は、幅117mm、奥行き112mmの超小型筐体を採用するベアボーンキット。CPUはCore Ultra 7 165H/7 155H/5 135H/5 125H、Core 3 100Uの5種類が選択でき、2.5インチベイのない高さ34mmのスリムモデルと、2.5インチベイのある高さ54mmのトールモデルが用意される。

Core Ultraモデルには、高性能なIntel ArcシリーズのGPUとNPUが実装され、AI関連の作業も高速に処理することができる。またThunderbolt 4×2、HDMI 2.1×2の出力インターフェイスを備え、4画面の同時出力に対応する。

主なスペックはメモリスロットはDDR5 SO-DIMM×2（最大96GB）、ストレージはM.2 2280×1、M.2 2242×1、2.5インチSATA×1（トールモデルのみ）。ネットワークは2.5ギガビットLANとWi-Fi 6E+Bluetooth 5.3をサポートする。

「NUC 14 Pro+」は、Core Ultra 9 185H/7 155H/5 125Hを搭載する高性能モデル。なお筐体サイズは幅144mm、奥行き112mm、高さ41mmとされ、「NUC 14 Pro」より幅や高さが若干大きくなっている。

主なスペックはメモリスロットはDDR5 SO-DIMM×2（最大96GB）、ストレージはM.2 2280×1、M.2 2242×1。ネットワークは2.5ギガビットLANとWi-Fi 6E+Bluetooth 5.3をサポート。ディスプレイ出力はThunderbolt 4×2、HDMI 2.1×2を備え、4画面の同時出力に対応する。

文： 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： https://www.asus.com/