2024.01.16 11:38 更新
2024.01.16 配信
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)のサブブランドASUS IoTは2024年1月16日、Intel Core Ultraを搭載した超小型エッジコンピュータと組み込み向けボードを発表した。いずれも2024年第1四半期より発売が開始され、サンプルは2月末より提供される予定。
Intel Core Ultraシリーズは、最大14コア/20スレッドのCPUコアに加えて、高効率なAIエンジンNPUと、Intel Arc GPUを搭載し、AIパフォーマンスは従来モデルから最大1.5倍に向上。さらに最新世代のIntel 4プロセスを採用したことで電力効率も改善されている。
「C7146ES-IM-AA」「C5143ES-IM-AA」は、最大64GBのデュアルチャネルDDR5-5600メモリに対応する3.5インチSBC。ディスプレイ出力はHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB-C、LVDS/eDPを備え、最大4画面の同時出力に対応する。
「EBS-S500W」は、USB 3.2、USB 2.0、USB Type-C、COMポートなどの豊富なインターフェイスを備えたエッジコンピュータ。LTE/5GやWi-Fi/Bluetooh用のM.2スロットも用意され、さまざまな用途に対応する。
「PE2200U」は、-20~60℃の動作温度をサポートするファンレス仕様の超小型エッジコンピュータ。またPoE対応のデュアルLAN(最大4基に拡張可能)や、7ポートのUSB、4基のCOMポートなど拡張性に優れているのも特徴だ。
文: 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: https://www.asus.com/