2024.01.18 11:20 更新
2024.01.17 配信
Seagate Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2024年1月17日(現地時間)、熱アシスト技術(HAMR)を活用した「Mozaic 3+プラットフォーム」を発表した。
「Mozaic 3+プラットフォーム」では、格子構造を採用する最新のプラチナ合金メディアや、データを確実に書き込むことができる独自「プラズモニックライター」、業界最小・最高感度の磁界センサー「第7世代スピントロニック・リーダー」、最大3倍の性能を実現する「12nm統合コントローラ」等の技術を採用し、プラッターあたり3TB以上、HDD容量は30TB以上を実現する。
さらに今後数年以内にはプラッタあたりの容量は4TBから5TB以上に拡張できる予定で、現在大規模データセンターで一般的に使用されているPMR方式のHDDに比べて設置面積あたりの容量を大きく向上できる他、取得コストや運用コストを削減する効果も期待できる。
なお「Mozaic 3+プラットフォーム」を採用した製品として、データセンター向け「Exos」シリーズから30TBを超えるHDDが2024年第1四半期より出荷される予定。
文: 編集部 池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/