メモリ4GBと8GBの2モデルがラインナップ

株式会社スイッチサイエンス（本社：東京都新宿区）は2024年2月13日、人気シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの最新モデル「Raspberry Pi 5」の発売を開始した。製品ラインナップはメモリ4GBの「RPI-SC1111」と8GBの「RPI-SC1112」で、直販価格はそれぞれ税込11,770円と税込15,290円。

昨年9月にリリースされた製品で、Broadcom BCM2712を採用したことで、CPU性能は2～3倍と大幅に向上。さらにGPUについてもVideoCore VII GPUへとアップグレードされ、パフォーマンスが引き上げられているという。

その他、カメラ/ディスプレイ/USBなどのインタフェース機能が向上している他、PCI Express 2.0も利用可能。さらに電源ボタンや、別売りのHATを接続することによるM.2ストレージのサポートなどが追加されている。

メモリ種別はLPDDR4X-4267、ネットワークはギガビットLAN、IEEE802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0に対応し、もちろん工事設計認証（いわゆる技適）の取得と表示も完了している。

文： 編集部 池西 樹
株式会社スイッチサイエンス： https://www.switch-science.com/
Raspberry Pi Foundation： https://www.raspberrypi.com/