白いヒートシンクを搭載するLimited Editionもラインナップ

Micron Technology（本社：アメリカ アイダホ州）が展開するCrucialブランドは2024年2月20日（現地時間）、世界最速を謳うPCI Express 5.0(x4) NVMe M.2 SSD「T705」シリーズを発表した。グローバル市場向けには3月12日より販売が開始される予定だ。

Crucialブランドからは、すでにPCI Express 5.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDとして転送速度が最高12,400MB/sの「T700」がリリースされているが、新たに発表された「T705」ではさらに転送速度が高速化され、現行のPCI Express 5.0(x4)SSDでは最速となる最高14,500MB/sを達成している。

容量は1TB、2TB、4TBの3種類で、それぞれヒートシンク搭載モデルとヒートシンク非搭載モデルがラインナップ。また2TBモデルについては白いヒートシンクを搭載する「Limited Edition」も用意されている。

1TBモデルのシーケンシャル読込は13,600MB/s、書込は10,200MB/s、書込耐久性は600TBW、2TBモデルはそれぞれ14,500MB/s、12,700MB/s、1,200TBW、4TBモデルは14,100MB/s、12,600MB/s、2,400TBW。

その他、ランダムアクセスは読込最高1,550,000 IOPS、書込最高1,800,000 IOPS、NANDフラッシュはMicron製232層3D TLC NANDで、Microsoft DirectStorageに対応。なおCPUはAMD Ryzen 7000シリーズ、および第14/13世代Intel Coreプロセッサをサポートする。

文： 編集部 池西 樹
Micron： https://www.micron.com/
Crucial： https://www.crucial.com/