6軸ジンバル内蔵カメラは引き続き採用。Ultraのみのラインナップで新登場

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2024年3月14日（現地時間）、Snapdragon 8 Gen 3を搭載した最新フラッグシップスマートフォン「Zenfone 11 Ultra」を発表した。カラーはEternal Black/Misty Grey/Skyline Blue/Desert Sandの4色展開で、市場想定売価は899.99ドルから。

6.78インチの大画面有機ELと最新SoCを搭載する、ASUS最新世代のフラッグシップスマートフォン。先代の「Zenfone 10」（とその前の「Zenfone 9」）は“小さいハイエンド”路線が特徴だったところ、最新世代は大画面モデルからのリリースとなった。シリーズは現時点でUltraのみであり、無印モデルなどの下位ラインナップはリリースされていない。

ディスプレイはSamsung製のFlexible AMOLED（2,400×1,080）を搭載し、1～120Hzの可変リフレッシュレートおよびゲーミング時最大144Hzに対応。最大輝度は2,500nitで、ガラスパネルはCorning社のGorilla Glass Vicuts 2が採用されている。

SoCは前述の通りQualcomm最新のSnapdragon 8 Gen 3で、メモリ最大LPDDR5X 16GB、ストレージ最大UFS4.0 512GB、65W急速充電に対応する5,500mAhバッテリを内蔵する。

カメラはソニーIMX890センサーを採用する5,000万画素メイン(F1.9)+1,300万画素超広角(F2.2)+3,200万画素望遠(F2.4)構成による3眼カメラを装備。メインカメラには滑らかな動画を撮影できる6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーを内蔵、新たに追加された望遠レンズは3倍光学ズームに対応する。

そのほかWi-Fi 7に対応し、IP68の防水・防塵ボディ、デュアルステレオスピーカー、昨今では珍しい3.5mmイヤホンジャックも備える。外形寸法は幅76.8mm、奥行き163.8mm、厚み8.9mm、重量225g。

文： 編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.： https://www.asus.com/