2024.03.21 11:32 更新
2024.03.20 配信
SK hynix(本社:韓国)は2024年3月20日(現地時間)、GTC2024に合わせてAI PCに最適化したPCI Express 5.0(x4)接続に対応するNVMe M.2 SSDを開発中であることを発表した。
開発コードネーム「PCB01」と呼ばれる製品で、シーケンシャル読込最高14GB/s、書込最高12GB/sの高速データ転送に対応する。さらにSLCキャッシュ技術を採用することで、AI学習や推論処理に必要な大規模言語モデル(LLM)のロード時間を短縮可能。また前世代の製品に比べて電力効率も30%向上しており、大規模なAI処理を行う場合の消費電力を削減できる。
GTC2024で展示されていた「PCB01」ベースのPCI Express 5.0(x4)SSD(左から2番目)。詳細は明らかにされていないが従来と同じ「Platinum」シリーズになるようだ |
なお同社では2024年上半期までに「PCB01」の開発を完了し、2024年末には「PCB01」をベースにしたビジネス向けとコンシューマー向けの製品を発売する予定だ。
文: 編集部 池西 樹
SK hynix: https://news.skhynix.com/