2024.03.27 12:39 更新
2024.03.27 配信
プラネックスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区)は2024年3月27日、8ポート2.5GBASE-Tスイッチングハブ「FX2G-08EM2」を発表した。
2022年1月に発売が開始された「FX2G-08EM」の後継モデルで、メディアアクセスコントロールチップにRealtek RTL8373を、PHYチップにRealtek RTL8224を搭載したことで、アイドル時の消費電力は58%、2ポート使用時は49%、4ポート使用時は46%、最大負荷時は42%も消費電力が低減している。
またメインチップのRealtek RTL8373のヒートシンク温度は2ポート使用時で10.4℃、4ポート使用時は13.3℃、最大負荷時は18.1℃も温度が低下し、発熱も少なくなっているとのこと。
なお冷却方式は、ヒートシンクに加えて、直下の基板裏面に放熱用の低硬度シリコンパッドと熱拡散放熱用アルミプレートを備えた「両面放熱方式」を継承。さらに「FX2G-08EM2」ではPHYチップの下面にも放熱用の低硬度シリコンパッドを備え、放熱性能を改善している。
対応データ転送速度は2.5Gbps(全二重)/1,000Mbps(全二重)/100Mbps(全二重/半二重)、スイッチング方式はストア&フォワード、パケットバッファ1.0Mbytes、スイッチングファブリック40Gbps、MACアドレス登録数4,000個で、対応ネットワークケーブルは100BASE-TXがUTPカテゴリー5以上、1000BASE-Tと2.5GBASE-TはUTPカテゴリー5e以上。
外形寸法は幅160mm、奥行き110mm、高さ26mm、重量約495g。MTBFは937,812時間(25℃)/530,351時間(40℃)、製品保証は1年間。
文: 編集部 池西 樹
プラネックスコミュニケーションズ株式会社: https://www.planex.co.jp/