2024年下半期に量産開始予定

Samsung Electronics Co., Ltd,（本社：韓国）は2024年4月17日、転送速度10.7GbpsのLPDDR5X DRAMの開発に成功したことを発表した。

前世代のLPDDR5X DRAMに比べてパフォーマンスは25％以上、容量は32％以上向上しており、単一パッケージで最大32GBの大容量を実現可能。モバイルデバイスやモバイルノートPCなどでAI処理を行うオンデバイスAI用途に最適としている。

またワークロードに応じて電力を調整する電力変動機構や拡張低電力モードにより、ノートPCのバッテリ駆動時間を伸ばす効果も期待できる。なお今後は実際のモバイルデバイスやモバイルアプリケーションによる検証を実施し、2024年下半期には量産を開始する予定。

文： 編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/