「NH-L12S」から冷却性能と互換性が向上

RASCOM Computerdistribution（本社：オーストリア）が展開するNoctuaブランドは2024年4月23日（現地時間）、ロープロファイル設計のトップフローCPUクーラー「NH-L12Sx77」を発表した。グローバル市場向けには即日販売が開始され、市場想定売価は84.90ユーロ/74.90ユーロ。

「NH-L12S」をベースに全高を70mmから77mmにすることで大型メモリや、電源回路のヒートシンクなどのコンポーネントとの干渉を抑えた。またヒートパイプはφ6mm×4本からφ6mm×6本へと拡張され、冷却性能も向上しているという。なお対応PCケースとしてFractal Design「Terra」（CPUクーラースペースを最大にした場合）や、SilverStone「Milo ML12」、Louqe「RAW S1」等が挙げられている。

冷却ファンは「NF-A12x15 PWM」で、回転数は450～1,850rpm（L.N.A.時1,400rpm）、最大風量94.2m3/h（同70.8m3/h）、ノイズレベル23.9dBA（同16.8dBA）、軸受はSSO2、MTTFは＞150,000時間。

外形寸法は幅128mm、奥行き131mm、高さ77mm、NSPRは100。対応プラットフォームはIntel LGA1851/1700/1200/115x、AMD Socket AM5/AM4。製品保証は6年間。

文： 編集部 池西 樹
Noctuaブランド： https://noctua.at/