2024.04.25 10:16 更新
2024.04.24 配信
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)は2024年4月24日(現地時間)、SO-DIMM型システムモジュール「Compute Module 4S」に大容量メモリモデルを追加した。
「Compute Module 4S」は、SO-DIMMサイズの基板にSoCやメモリ、eMMCを搭載した小型システムモジュール。目的に合わせて独自のキャリアボードを開発することで、監視デバイスやオートメーション機器、デジタルサイネージシステムなど幅広い用途に対応する。
またSoCにはRaspberry Pi 4と同じBroadcom BCM2711を採用。従来のCompute Module 3やCompute Module 3+を使用しているシステムから換装することで、システムのパフォーマンスを改善することができる。
ちなみに、これまで「Compute Module 4S」のメモリはLPDDR4-3200 1GBのみだったが、新たに2GB、4GB、8GBモデルが追加され、より大容量のデータを扱う場合でも高速に処理ができるようになった。
文: 編集部 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/