2024.05.07 11:48 更新
2024.05.06 配信
Radxa(本社:中国 深セン)は2024年5月6日(現地時間)、ARMプロセッサを搭載するMini-ITXマザーボード「ROCK 5 ITX」を発表した。
ARM Cortex-A76(2.2GHz~2.4GHz)×4とARM Cortex-A55(1.8GHz)×4に加え、Arm Mali G610MC4とTOPsのNPUを内蔵したRockchip RK3588 SoCを搭載したMini-ITXマザーボード。電源は12V DCジャックとPoEヘッダに加え、一般的なATX電源(24pinコネクタ)に対応し、ARMプロセッサを搭載したデスクトップPCを手軽に構築できる。
主なスペックはメモリがLPDDR5 4~32GB、ストレージはオンボードeMMC(ROOBI OSプリインストール済み)、microSDカードスロット、M.2×1、SATA 3.0×4、拡張スロットはM.2 2230(ワイヤレスモジュール用)×1で、ネットワークは2.5ギガビットLAN×2を標準装備。
またHDMI×2、eDP、USB Type-C、44-lane MIPI DSI for MIPI LCD×2のディスプレイ出力を備え、4画面の同時出力が可能。OSはRadxa OS、Ubuntu、Androidをサポートしており、パーソナルNASのほか、ネットワークサーバーやマルチメディアシステムなど幅広い用途に活用できる。
文: 編集部 池西 樹
Radxa: https://radxa.com/