光の反射を抑えるSuper AG Etching加工済み

Xencelabs Technologies Ltd.（本社：アメリカ オレゴン州）は2024年5月8日、有機ELパネルを採用する15.6型4Kペンタブレット「Xencelabsペンディスプレイ16」を発表した。

製品ラインナップはUSB Type-C接続向けの「Xencelabsペンディスプレイ16エッセンシャル」と、HDMIやDisplayPort接続に対応するハブや、専用スタンド、ショートカットキー「クイッキーズ」などが同梱されたフルセット「Xencelabsペンディスプレイ16バンドル」の2モデルが用意される。

有機ELパネルを採用したペンタブレットは、すでにワコムから「Wacom Movink 13」がリリースされているが、「Xencelabsペンディスプレイ16」では15.6型とサイズが一回り大きくなっているのが特徴。また光の反射を抑えるSuper AG Etching加工が施されており、明るい環境や天井照明のある部屋でも優れた視認性を実現している。

さらに有機ELパネルを採用したことで、100,000:1の高コントラスト表示が可能。真の黒色表現や、鮮やかなハイライトまで忠実に再現し、正確な色精度でクリエイティブな作業を行うことができる。

主なスペックは表示色10億7,000万色、色域はAdober RGBカバー率98％、P3-D65カバー率98％、sRGBカバー率99％、REC 709カバー率99％、REC 2020カバー率82％、輝度最大300cd/㎡、リフレッシュレート60Hz。付属ペンの筆圧レベルは8,192レベル、傾き検知範囲は60°、ペン解像度5080lpi。

本体サイズは幅410mm、奥行き259.4mm、高さ12mm、重量1.21kg。インターフェイスはUSB Type-Cで、対応OSはWindows 7以降、macOS X 10.12以降、Linux（Ubuntu 14.04以降、Debian 9.5、CentOS 7.0以降、RedHat 7.0以降）。

文： 編集部 池西 樹
Xencelabs Technologies Ltd.： https://www.xencelabs.com/