2024.05.13 18:27 更新
2024.05.07 配信
Micron Technology(本社:アメリカ アイダホ州)は2024年5月7日(現地時間)、LPDDR5Xをベースにした新型メモリ「LPCAMM2」をLenovoのモバイルワークステーション「ThinkPad P1 Gen 7」に対して提供開始した。
今年1月にアナウンスされた「LPCAMM2」は、DDR5 SO-DIMMに比べて実装スペースを64%も削減しながら、モジュール化されており後からアップグレードすることが可能。さらにアクティブ状態での消費電力は最大58%、スタンバイ状態での消費電力は最大80%も削減されているため、バッテリ駆動時間を大幅に改善する効果も期待できる。
使用しているメモリチップはLPDDR5Xで、最高7,500MT/sの高速メモリスピードに対応。またモジュールあたりのメモリ帯域はSO-DIMMの2倍にあたる128bitで、PCMark 10テストでは、デジタルコンテンツ作成ワークロードのパフォーマンスが最大7%、生産性ワークロードのパフォーマンスは最大15%向上できる。
なおLPCAMM2メモリは現在Crucialブランドからリリースされており、容量は32GBと64GBの2モデルがラインナップする。
文: 編集部 池西 樹
Micron Technology: http://www.micron.com/
Crucial: https://www.crucial.com/