2024.05.15 10:27 更新
2024.05.15 配信
AMD(本社:アメリカ)は2024年5月15日、Socket AM5に対応する新デスクトップ向けCPU「Ryzen 8000F」シリーズ計2モデルを発表した。
今年1月に登場した「Ryzen 8000G」をベースに、グラフィック機能を省略した製品で、CPUコアにはTSMC 4nm FinFETで製造されたZen 4アーキテクチャを採用。またいずれもTDPは65Wに設定されており、電力効率に優れているのも特徴だ。
「Ryzen 7 8700F」は、8コア/16スレッドに対応する上位モデル。「Ryzen 7 8700G」をベースにした製品で、内蔵GPUが省略されている他、ベースクロックは4.2GHz→4.1GHz、ブーストクロックは5.1GHz→5.0GHzへといずれも0.1GHz引き下げられている。その他スペックは共通で、L2キャッシュは8MB、L3キャッシュは16MB、PCI Expressは4.0を20レーン(使用可能レーンは16レーン)備え、最大16TOPSのRyzen AI機能を搭載する。
「Ryzen 5 8400F」は、6コア/12スレッドに対応する下位モデル。「Ryzen 5 8600G」をベースに、内蔵GPUとRyzen AIが省略されている他、ベースクロックは4.3GHz→4.2GHz、ブーストクロックは5.0GHz→4.7GHzに引き下げられている。その他スペックは共通で、L2キャッシュは6MB、L3キャッシュは16MB、PCI Expressは4.0を20レーン(使用可能レーンは16レーン)備える。
文: 編集部 池西 樹
AMD: https://www.amd.com/