2024.05.15 18:37 更新
2024.05.15 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2024年5月15日、新設計の望遠光学ズームレンズを備えた高性能カメラや新デザインのディスプレイを搭載する最新ハイエンドスマートフォン「Xperia 1 VI」を発表した。国内キャリア版が6月上旬に発売されるほか、SIM対応フリーモデルが6月21日以降に発売予定。
ディスプレイはアスペクト比19.5:9の6.5インチフルHD+有機ELを搭載。トレンド傾向の変化などに対応し、しばらくシリーズのトレードマークだった21:0比から変更された。解像度こそ低下しているものの輝度は従来の約1.5倍に向上したほか、1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。
カメラは4,800万画素メイン+1,200万画素超広角+1,200万画素望遠の3眼構成で、光学望遠レンズのズーム範囲が85~170mmに拡大。新たに豊かなボケ味を表現するテレマクロ撮影モードを搭載、広角レンズ撮影時も4,800万画素の高画素撮影に対応した。
SoCはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、シリーズで初めてベイパーチャンバーを採用するなど冷却機構を刷新。メモリとストレージは16GB+512GB/12GB+512GB/12GB+256GBをラインナップする。バッテリは約2日持ちを謳う5,000mAhを内蔵。OSはAndroid 14で、3回のアップデートが保証されている。
そのほか、IP68の防水・防塵、イヤホンジャック、microSDスロット、おサイフケータイ機能などを備える。ネットワークはWi-Fi 6E対応で、アップデートによりWi-Fi 7に対応する。外形寸法は幅74mm、奥行き162mm、厚み8.2mm、重量約192g。
最新ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VI」も同時に発表。2日使える5,000mAhの大容量バッテリを内蔵しながら、約164gの軽量デザインを特徴とする。
カメラは4,800万画素広角+800万画素超広角の2眼構成。望遠撮影時も広角レンズの1,200万画素分をクロップして劣化なく撮影可能としており、3眼相当で撮影できる。
ディスプレイは21:9比の6.1インチフルHD+有機ELで、主な仕様はSoCがSnapdragon 6 Gen 1、メモリ8GB、ストレージ128GB、バッテリ5,000mAhなど。外形寸法は幅68mm、奥行き155mm、厚み8.3mm、重量約164g。
文: 編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/