ゲームクライアントクラッシュ問題への懸念に対処する最新アップデート

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社（本社：東京都台東区）は2024年5月16日、Intel Z790チップセットを搭載したマザーボード向けに、新しい電力制限プログラム「Intel Default Settings」機能を導入した最新BIOSを公開した。

第13世代/第14世代Intel Coreプロセッサ使用時における、ゲームクライアントクラッシュ問題に関する懸念に対処するための最新BIOSアップデート。Intelの新しいガイドラインに準拠した電力制限プログラム（Power Limit設定）の「Intel Default Settings」が初期設定として追加されている。

第13世代/第14世代Intel Coreプロセッサ使用時の「Intel Default Settings」は、Core i9シリーズがPL1:125W/PL2:253W、Core i9KSシリーズがPL1:253W/PL2:253W。さらにMSI Z790シリーズマザーボードでは、優れた冷却性能をもつクーラー搭載環境に向けた「Tower Air Cooler」と「Water Cooler」の設定項目も用意、それぞれ「Intel Default Settings」からPower Limit値が引き上げられている。

「Intel Default Settings」機能が導入された最新BIOSは、最上位モデル「MEG Z790 GODLIKE MAX」や「MEG Z790 ACE」を始めとする5モデル向けが公開。「MPG Z790 CARBON WIFI II」など他のマザーボード向けにも現在開発が進められており、順次公開予定となっている。

文： 編集部 絵踏 一
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社： https://jp.msi.com/