消去証明書発行機能も搭載

株式会社アイ・オー・データ機器（本社：石川県金沢市）は2024年6月19日、USBメモリ型データ消去ソフト「D-REF5」を発表した。7月下旬出荷予定で、市場想定売価は税込21,780円。

Windows版とUSB起動版（USBブート版）の2種類のアプリを内蔵しており、用途に合わせて使い分けることが可能。またUSB起動版では、米国国立標準技術研究所（NIST）が定めるデータ消去レベルの中でも高レベルな「PURGE」方式をサポートし、ADECの認証も取得済み。データ消去後のデータ復旧が非常に困難なことから安心してPCを破棄できる。

さらにデータを消去した際には「消去証明書」の発行が可能。「消去証明書」は透かし入り画像で生成されるため、偽造を防止することもできる。

インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-A、本体サイズは幅24mm、奥行き59mm、高さ8.8mm、重量約11g。なおUSB起動版（USBブート版）で、複数台の消去に対応するLC版も受注生産で販売される。

文： 編集部 池西 樹
株式会社アイ・オー・データ機器： https://www.iodata.jp/