オリジナル冷却システム「Cold Wave 2.2」採用

MINISFORUM（本社：香港）は2024年6月25日、Ryzen 9 8945HSを搭載する小型デスクトップPC「UM890 Pro」を発表した。すでに予約受付中で、製品出荷は7月30日より開始される予定だ。

CPUは8コア/16スレッドのRyzen 9 8945HSで、NPUのAI性能は従来モデルから60％と大幅に向上。さらにGPUには動作クロック2,800MHzのRadeon 780Mを搭載し、AI処理やゲーム、マルチスレッドアプリケーションなど、さまざまな作業をストレスなく行うことができる。

また液体金属グリスや2本の高効率ヒートパイプ、高密度ブレードファン、スタック式メモリ用ヒートシンク、60mmファンを搭載したSSD用ヒートシンクで構成されるオリジナル冷却システム「Cold Wave 2.2」により、ノイズレベルを抑えつつCPUやメモリ、SSDの温度を低く保つことができる。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-5600 SO-DIMM×2、ストレージはM.2 2280（PCI Express 4.0）×2、ネットワークはWi-Fi 6E+Bluetooth 5.3、2.5ギガビットLAN×2。ディスプレイ出力はHDMI 2.1×1、USB4×2、DisplayPort 1.4×1の4系統を備え、外付けGPU用のOCulinkポートも用意されている。

本体サイズは127×130×66.6mm。なおベアボーンキットのほか、OSプリインストールモデルとしてメモリ32GB+1TB SSDと64GB RAM+1TB SSDがラインナップする。

文： 編集部 池西 樹
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