2024.07.23 12:07 更新
2024.07.22 配信
Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2024年7月22日(現地時間)、第13/14世代Coreプロセッサの不安定な動作についての調査結果を発表した。
ここ数ヶ月ほど業界を騒がせてきた、第13/14世代Coreプロセッサの不安定動作についてIntelからアナウンス。返品された第13/14世代Coreプロセッサを徹底的に分析したことにより、動作電圧の上昇が不安定化の問題を引き起こしていることが判明したという。
この動作電圧の上昇はマイクロコードのアルゴリズムに起因しており、プロセッサに誤った高い電圧要求が送信されることが不安定動作を発生させていたとのこと。Intelは高電圧への暴露の根本原因に対処するマイクロコードパッチを提供し、不安定化問題が確実に対処されるように検証を継続。完全な検証を済ませた上で、8月中旬にパートナーに対してパッチをリリースすることを目指しているという。
なお、現在第13/14世代Coreプロセッサの不安定動作が発生しているユーザーに対しては、カスタマーサポートへ問い合わせてサポートを受けるようアナウンスされている。
文: 編集部 絵踏 一
Intel Corporation: https://www.intel.com/