2024.08.07 12:28 更新
2024.08.06 配信
Solidigm(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2024年8月6日(現地時間)、PCI Express 5.0(x4)接続のデータセンター向けSSD「D7-PS1030」を発表した。容量ラインナップは1.6TB、3.2TB、6.4TB、12.8TBの4モデル展開。
AI/MLワークロードなどの厳しいI/O要求に対応するべく開発された製品で、NANDフラッシュには176層TLCを採用。転送速度はシーケンシャル読込最高14,500MB/s、書込最高10,000MB/s、ランダム読込最高310万IOPS、書込最高80万IOPS、レイテンシは読込時最小60μs、書込時最小7μs。
フォームファクタはE3.SとU.2の2種類、動作温度は0~77℃、MTBFは250万時間、書込耐久性は3DWPD(5年間)、総書込量は1.6TBが8.7PBW、3.2TBが17.5PBW、6.4TBが35PBW、12.8TBが70PBW。
また書込耐久性1DPWD(5年間)の「D7-PS1010」も同時リリース。こちらもフォームファクタはE3.SとU.2の2種類で、容量は1.92TB、3.84TB、7.68TB、15.36TBの4モデル展開。転送速度などは明らかにされていないが、競合製品と比較してランダム処理時のワットパフォーマンスは70%向上。また総書込量は15.36TBで28PBWに対応する。
文: 編集部 池西 樹
Solidigm: https://www.solidigm.com/