2024.08.13 12:18 更新
2024.08.09 配信
東芝デバイス&ストレージ株式会社(本社:神奈川県川崎市)は2024年8月9日、高機能監視カメラシステムに対応する3.5インチHDD「S300 Pro」に新モデルを追加。容量ラインナップは4TB、6TB、8TB、10TBの4モデル展開で、8月中に製品出荷が開始される。
従来モデルに比べて、最大データ転送速度は237MiB/sから268MiB/sへと13%高速化され、バッファーサイズも256MiBから512MiBへと2倍に拡張。さらにワークロードは年間180TBから300TBへ、平均故障時間(MTTF)も100万時間から120万時間へ向上している他、アクティブアイドルモードの消費電力は7.15Wから5.74Wへと約20%削減され、システムの高速化とTCOの改善が可能になる。
記録方式はCMR(従来型磁気記録)方式で、既存のHDDとの置き換えが可能。また最大24ベイ、64台のカメラシステムをサポートするため、大規模な監視カメラシステムでの運用にも対応する。
ディスク回転数は7,200rpm、ロード・アンロードサイクルは600,000回、外形寸法は幅101.85mm、長さ147mm、高さ26.1mm、重量は690~755g。
文: 編集部 池西 樹
東芝デバイス&ストレージ株式会社: https://toshiba.semicon-storage.com/jp/