照度200ルクスあれば充電可能。真っ暗でもボタン電池で最長3ヶ月動作

サンワサプライ株式会社（本社：岡山市北区）が運営する直販サイトのサンワダイレクトは2024年8月27日、室内光で充電できるソーラーパネルを搭載したワイヤレスキーボード「400-SKB077」を発売した。直販価格は税込7,980円。

バッテリ充電不要で使用できる、室内光で充電可能なソーラー充電式のキーボード。明るい時にソーラーパネルで発電した電力を蓄電コンデンサに蓄えることで、暗くなっても使用することができる。もし電力を使い切っても予備用ボタン電池を電源として使用することが可能だ。

充電に必要な明るさは照度200ルクスで、読書や作業ができる程度の照度ならソーラーパネルの充電が可能。蓄電用には電気二重層コンデンサ（スーパーキャパシタ）を使用し、繰り返し充電に強くリチウムイオン電池と比べても長寿命という。

また、ソーラーパネルに十分な光が当たらない暗い環境での動作に使用する予備用電池としては、ボタン電池のCR2032電池を内蔵。暗闇使用時でも最長約3ヶ月使用できるため、一般的な環境なら電池を完全に使い切ることはなさそうだ。

レイアウトは113キー日本語配列で、キーピッチ19mmのパンタグラフ式機構を採用。Windows/Android/macOS/iOSなどマルチOSに対応する。接続インターフェイスはBluetooth 5.0で、ボタンを押すだけで3機器の切り替えが可能なマルチペアリングをサポートしている。外形寸法は幅426mm、奥行き140.8mm、高さ19.17mm、重量680g。

文： 編集部 絵踏 一
サンワサプライ株式会社： https://www.sanwa.co.jp/
サンワダイレクト： https://direct.sanwa.co.jp/