2024.09.03 14:30 更新
2024.09.03 配信
株式会社メディアシーク(本社:東京都港区)は2024年9月3日、Raspberry Piに対応する画像解析・バーコード読取エンジン「CamReader」を発表した。
「CamReader」は、もともと携帯電話・スマートフォン向けに開発された製品で、高い読取精度や正確性、高速な読取スピードから、医療機器・医薬品管理、公共料金の支払いシステム、在庫管理システムなど幅広い用途で活用されている。
そして今回発表されたエンジンでは、PCやスマートフォンに比べてメモリ容量が少なく、スペックも制限されるRaspberry Pi上でも高速に動作するよう各種チューニングが施されているのが特徴。高速・高性能なハードウェア型QR・バーコードリーダーをより低価格に構築できるようになる。
なおメディアシークでは、今後Raspberry Pi以外のシングルボートコンピューターやカメラモジュールでも「CamReader」のエンジンを使用できるように開発を進めていくという。
文: 編集部 池西 樹
株式会社メディアシーク: https://www.mediaseek.co.jp/